今日は久しぶりに、オタク記事を書いてみようと思います。
少し前の記事でちょっと触れたけれどNEW BASSゲットしました。

Alleva-Coppolo(アレバ・コッポロ)。ベースマニアの間では、
ここ数年話題をさらっているが未だに馴染みの薄いNY発のハンドメイド工房。
ビンテージフェンダーにも酷似するともいわれる、「いかにも」なエレキベースらしいトーン
それを5弦ベースにも落とし込んだあたりがアドバンテージで、なかなか
いままでにありそうでなかったベースに仕上がっています。
Low-Bどっかーん。なのに、トーンが超イナタイ。
ハイエンドに比べれば反応も遅いし、ちょっとデッドポイントも・・・
極めつけで見た目も野暮ったい。でもね・・・妙に気持ちいいんだよ、弾いてると。

3ヶ月ほど前に購入したのが、左のバーガンディ・ミスト。
そして今回購入したのは右の2トーンっぽいサンバースト。前者は
アルダー・ローズ・ラッカー塗装の60年代式、重心が低くモッコリ繊細な音。
後者は、アッシュ・メイプル・ポリ塗装の70年代式。レンジが広くガッツリ元気な音。
双方ともに重量は4.3kg強ほどの平均的重量で、34inchスケール、弦間ピッチは19mmです。
思えば遠回りのベース人生を歩んできたかもしれない。
はじめの一本はIbanez。音楽学校を志向せず、師匠にも付かず
わがままにバンドでやってきた。その当時はEQはフルテンでウーファーから
くる風のような重低音を好み、波のようにうねる弾き方をずっとしてきた。それがここ数年
ベーシストとして様々な音楽や人に対峙していく中で、いかに脆弱なスタイルで
あるかを痛いほどに知った。紆余曲折、求められるサウンドを出せる
ようにいろいろなベースを買ってみては現場に持っていって
ダメだしを喰らっては原因を探したりしてきた。そんな
なかから得られた財産は計り知れない。

バーガンディのコッポロを購入したときには得た経験のおかげから
確信があったし結果、雲の子を散らすように自分の悩みが晴れた。
今回買った2本目のベースは奇しくも3年前、一番最初にコッポロを薦められた際に弾いた
一本だった。コッポロの入荷一本目。「渉さんに、ぴったりな楽器が入りました」
と熱くプッシュされたが、当時はまるでその良さに気づけなかった。

・・・3ヶ月前にコッポロを自ら選んでから、現場でその有用性に
気づいた。輸入もとのSleekelite広瀬さんには、あのとき買っておけば
遠回りせずにすんだかも・・・と苦言を呈しながら、ツアー中にバーガンディのサブと
しても機能する、別音色のJBを探していたらあのときの一本が中古で
入ってきた。因果を感じながらも試奏してすぐに決めた。
今回のサンバーストのコッポロを手に入れた時、お店で
某有名ベースブロガーの方にお会いしました。彼のブログ記事の中に
そのときの顛末が、愛のある、そしてマニアックな(笑)文章とともに掲載されている
ので、興味のある方は見てみてください→Do you do a “low life”? ベースなブログ。
シンメイさんお会いできてうれしかったです!写真は、そのブログからの転載!

様々な環境で様々なプレイヤーやエンジニアさんと意見を交換し、ともに
試行錯誤しながら音楽を作っていく生活はこれからもずっと続いていく。
ベースの面白さは、同じ機材を使っていても
プレイヤーによって音と嗜好性が全く違うところ!ギターや
キーボードとは雲泥の差で、指にレンジ感が宿るパートなんだよなぁ。
現時点での自身の終着点であるこれらのベースは、いわば画家にとっての
キャンバスのようなもので、存分にその中に世界観を投影していけたらなと思っています。
ちぇいっ