Archive for 4月, 2008

シロガネーゼ・ノスタルジー

昼間、暇な時間があって、散歩がてらに生まれ育った白金を歩いてみた。
白金はセレブの街とマスコミに紹介され、随分変わったように思う。
というか、俺の育った頃とは毛色が若干違っていた。

もはや白金に住むということは、ファッションとステータスのアイコン。
オープンテラスのカフェで、昼間からばっちりメイクアップして世間話に興じるマダム達
買い物袋を小脇にチャリンコこいでる女性まで、よそ行きの格好だったりして。
生活感を出したくないのか、または出せないのか、それらの光景が
俺には多少奇異なものに映ってしまった。

そんな中、見覚えのある光景もそこかしこに残っていた。
俺が道端で一円玉を拾って届けた交番や、少年野球の練習によく
使っていた公園などを目の当たりにし、忘れていた思い出が湯水のように
湧き上がってきて、しばらく立ち止まってノスタルジーに溺れた。
住んでいた建物は取り壊しが決まったらしく、鬱蒼と
した空気のなかにひっそり佇んでいた。

住む人が移り変わり、町の風景は変遷していく。
あたりまえのことだが、時の流れは全てを変えていくのだ。

感慨深かった。

寂しいという感情とは違う。それは過去に生きる人間の傲慢だ。
自分自身もあの頃とは違う。環境の変化とともに成長して今ここにいる。
ノスタルジーや郷愁は、悪魔のように自分を過去へと誘うけれど
それに飲まれてしまうことは、現実から逃げることだ。

生まれてから12年の歳月を過ごした街。
仲のよかった友人もここから引越して以来、ほとんど会っていない。
あの頃のみんなにはもう会えないけど、今のみんなとまた再会したいな、と思った。

真っ青な人を見た

コミカルかつど派手なショーで、今世界的に人気が拡がりつつあるという
ブロードウェイ発の舞台BLUE MAN GROUPの公演を見に行ってきた。

とことんシュールな笑いに満ちていて、観客の意表を突きながら展開するショーに
視線を奪われっぱなしの100分。楽しいだけでなく、さりげなく社会風刺的な
メッセージも加味されていて、後で思い返して考えさせられるような
表現に奥行きの感じられる素晴らしい舞台だった。

こういうのをを見に行く機会の少ない自分にとって、すごく良い刺激になった。
夏過ぎまでは六本木の特設劇場で公開されるようです。
興味のある方は是非!!

今回招待してくれた、ブルーマンのバックで演奏していたユウイチは実は初対面。
リチャード・ボナを追ってNYに移り住み現地でブルーマンの
オーディションに通り、凱旋帰国しているという
めまぐるしい日々を送っている24歳のナイスガイ。

公演後合流、意気投合して朝まで系でした・・・

ユウイチ、呼んでくれてまじありがと!!

フランケン・エフェクター

さっき届いた!

まーじやべぇんだけど!!

WEED BigMuff Blender MOD.

効き方はより幅広く、ノイズが少なすぎで超優秀。 
原音をクリアなままでエフェクト音にブレンドできる搭載機能は
クリーンブースターとして使えるほどクリアだ。もはやBigMuffじゃねぇな

これ、中の回路がちょこっと改造されているだけで
普通に買うより3倍以上高いの。あーあ・・・こんなものに
手を出すような趣味に細かい大人になってしまったよ、とうとう俺も・・・
音響屋さんも言っていたな・・・こんなに工学的に単純な代物に
今の時代に何万も掛けるのは果たしてどうなのかって。
確かにどうなんだろう。時代錯誤といえなくもない。

しかし、そんなところに命を掛けて日夜ハンダ付けしている職人もいれば
待ってましたとばかりに飛びつくミュージシャンもいる。
音楽は夢を作って、夢を売る仕事だ。

おかげでこいつは、信じられない位使えるBigMuffに生まれ変わった
あとは俺が愛を込めてベースで魂を注入するのみ。
こいつとは長い付き合いになりそうだ。

WEEDのモディファイ製品、むちゃくちゃいいです。

実益を兼ねない投資?

独りよがりな近況

所狭しと・・・

ベースは、楽器の特性上シンプルなシステムほど音質を犠牲にしない
また、役割上エフェクティヴなサウンドを必要とされることも
少ないため、足元にいろいろペダルを並べたり
するプレイヤーは比較的少ない。

年明けくらいから、誰の影響かペダル類に凝りだした。
ちょいちょい買い足してきた分だけで、気づいたらすごい数である。
せっかくだから使わない手はないと思って、ボードに組んで積極的に持ち出して
いるが、先日、某アーティストのワンマンライブで演奏した20曲中で
2,3のシーンでちょこっと踏んだだけだった。

タイトルにも書いたが、使用頻度からすると、実益を兼ねない投資といえなくもない・・・

この道楽とも言えるほどのペダル・マニアックな投資に火をつけたのは
プリンスの数年前のDVDでロンダ・スミスが炸裂させていた残虐なFUZZトーンであった。

FUZZは端的に説明すると、音をぐしゃぐしゃにするもの。使えるFUZZとなると
チョイスがとても難しい。そのため一番欲しいペダルにも関わらず今まで
ひとつも手にしてこなかった。やっと理想に最も近いものを
発見したがモディファイものでめっちゃ高い・・・。
たまたま知人が手放すというのを知って飛びついた。
このFUZZが届いたら、ロンダに誓って、もうペダルは当分買わない!!

早く届かないかなっ

背徳的おはようございます

時計を見て、「うっそ」と思わず声を上げた。

ストレートで17時間寝てしまった。

確かに疲れていたとはいえ

快挙である。

ベース・マガジン5月号が発売しました。
以前日記に書きましたが、付録CDでアンプ13機種の試奏、
トラック製作、レビューをやりました。別でCD評も一件書いています

ビート以外、LR別々に2本のベースがずーっと鳴っているので
聴いているとローがたまって多少気持ち悪いですが
ここまで渉のベースがフィーチャーされた
音源は初めてです。興味のある方はぜひ聴いてみてください。

あーさすがに頭がボーっとするよ・・・

参った参った

写真はリハーサル後のさかいゆうバンド。

今週末は大阪野音で暴れます。

ティッシュじゃ足りニィ

あー

すいません

ティッシュ5、6枚使ってるけど足りません

なのでタオル使おうかと・・・

あ、ありがとうございます。

ちゃんとバミって・・・

タオルがずれないようにして・・・

これでとりあえず完璧じゃねーの?

え?

もうちょっとショボい方がいい?

わかったよ、じゃあ指はもうやめるよ

・・・

これでどう?

・・・そして隣の部屋から聞えてきた声は、

「ショ、ショボッ」

じゃ、これでお願いします!!

あるレコーディングに呼ばれて、いっぱい曲を録ってきた。
冒頭の問答は、いかに現代のベースっぽくない、古くいなたくてショボい
音を作るための努力。写真のとおり、半端なく弦を押さえつけてピックで弾いた。
アンプもベースも奏法も散々いじって、最終的にハンドタオルでゴーサイン。

これじゃあチューニングも全然あわないけれど、
それも含め味として成功。スタイルに可能性は無限だ、と感じた。
昔、先輩のミュージシャンが「音楽をやって身を立てることは、それだけで
生きる上で大切な哲学を十二分に学ぶことができる」なんて言っていたのを思い出した。
日々たくさんの感性に触れながら、皆で一つの完成を目指して、結果歓声を浴びたりする生活。
影響が大きい代償として浮き沈みもあるけれど、日々楽しませてもらっています。

18日(Fri)さかいゆう@渋谷Plug
19日(Sat)ナオト・インティライミ@渋谷クラブクアトロ

僕の生きる証、是非見にきてください!!

超低温で、音が良くなるという謎

「クライオ処理」って知ってる?

クライオ処理とは、オーディオに詳しい方なら耳にしたことがあるかもしれないが
-200度とかの超低温で金属の分子配列を整え、音質を向上させるというSFのような技術。

事実なのか、都市伝説なのか、俺は科学も化学もわからないけど
ここ数年で僕らのようなプレイヤーの間にも、クライオ処理されたケーブル、弦、
クライオ処理されたパーツを使った機材などすごい勢いで浸透してきている。

結構高いけれど、理論上音が良くなるといわれている。

しかしながら、これ、賛否両論を呼んでいるみたいです。
まずはきちんとした効果測定のデータが公表されていないこと、
クライオ処理といわれるものの基準が各社ともに異なっていること、
また処理がなされたといわれても、見た目にはわからないことなどが理由。

これを扱う多くの業者は技術を非公開としているため、実際に処理がなされたか
どうかの判断がつかない。音が良くなったとしても、プラシーボ効果、人間の
思い込みの方が強いんじゃないかと。昔の、ガマの油みたいな話ですね。

実際に僕も過去に何度か手にしました、クライオ処理の商品。
ある会場ではケーブル類をすべてクライオ処理してあり、エンジニアさんに
これを使ってくださいと、俺のケーブルの10倍の値段のクライオケーブルを使わされ
「この音、すごいでしょ?」と聞かれたけれど、初めての会場なのでよく判断できなかった。

以前も、地方の楽器店でクライオ製品をものすごくプッシュされ
「これってデータでも証明とかされてるんですか?」って聞いてみたら
「そりゃ、いまどきのプロはみんな使ってますから。アマチュアの方ぐらい
じゃないですか、違いがわからないのは。」なんていわれた。

ムカー

試しに買ってテストしてみるかな。

誰か、教えてください、「クライオ処理」の真実と闇を。

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