Archive for the 'Instruments' Category

タルワーエフェクト事情 2010初頭

ちょりっす。

ロックなサウンドを探求していた今年初めあたり、
どこの楽器屋でも手に入るような、王道のオーバードライヴ・
ディストーションを2つ導入してみたわけですけれども、渉ですけれども。

BOSS ODB-3
ODB-3

音がまとまっていて、狙いが定めやすい。
流石ボスという使いやすさでした。使っているうちに
よりサウンドの奥行きが欲しくなり、SNにも限界を感じたので
WAXXでモディファイしてもらい中・・・もっと分離が良くなって帰ってくるはず!

MXR bass d.i.+m-80 (custom limited)

00008939_photo1

こちらはシルバー色の限定モデルゲッツ。
やはりたくさんの人に愛されている人気の製品には
それだけの魅力があるなと痛感した。こいつはすごいですね。
価格を切り詰めつつ、大事なところをちゃんと抑えている。ダイレクト
ミックスの質が高いし、歪みチャンネルにはノイズゲートが付いてるし、スイッチ
ひとつでブーミーなアンペグサウンドになるアンプシュミレーターも親切かつツボ押さえてる!

 

・・・そんで最近の足元事情です。

1月、May’n BIG★WAAAAAVE!!@武道館の足元

D1000509

シ・・・シンプルー!歪みオンリーって!!
モディファイという選択肢は二の次で挑んでみました
7割ぐらいの楽曲で薄ーくクランチーにかけっぱなしにしていました。
歪みはいろんな使い方ができて、ほんの少しの隠し味が、トラックの世界観を
ガラッと変えたりする・・・奥の深さはコンプとかEQクラスか、それ以上かもなぁ・・・面白い!!

 

2月、ゴスペラーズ北山陽一~そして進級へ~@BAJの足元

D1000526

WAXXで自分好みにチューンしてもらったSYB-5とBIG MUFFとSMALL CLONEは
もはや手足のような存在、なくては奈良県立歴史民族博物館です。
隠し味としても飛び道具としても頼れるスパイス。

 

昨年使っていた巨大ボード“RED”はあまりに巨大すぎてケバいし
実際重すぎたのでw現在は中身をバラしてスリム化し
必要なぶんだけで使ってる感じです

1933698362 374589565

盛者必衰の如く今は空っぽのPULSE特注ボード、またやる気ができたらバージョンアップ予定。
さてさて、そんな2010年初等ペダル事情をいろいろ書いてきたところで
コチラ↓のほうも本格化させていこうと思います。

waxx2009_out11-200x57

昨年、水面下で僕の周りのたくさんのミュージシャンに
試してもらい、意見やアイデアなどデータ収集を繰り返してきた
WAXX、最近ではビッグネームな諸先輩方からも続々と注文を頂いています。
とうとうこの春に、一般向けに新作大量リリースを目前に控えて、BLOG更新再スタートです。

頻繁に更新をしていくので、こちらも是非チェックしてくださーい!

http://suzukiwataru.com/waxx/

愛してあげなくちゃ。

D1000523.jpg

愛されるよりもー

愛したいまーじーでー

・・・

どーもスズキオタルです。今日は楽器の話。こないだの武道館前夜に改造した、左のAlleva-Coppoloサンバーストちゃんは、トーンポッド増設により荒くれ感丸出しの性格がコントロール可能になった。以前にくらべ、大人しい音抜けにはなってしまったが、このほうがサウンドの幅をもててお仕事がしやすいのでよしとしよう。かたや右の、一年に数回程度の登場頻度しかない愛すべきCrews Jackson5フレットレスちゃん、10日の望月衛介さんのステージ(昼夜両方の出演に変更になりました)にて初のライブでの全曲登用となり、最近はケースから出しっぱなしで愛でているわけですが・・・

ついこないだ、ふらっと行った楽器屋で、もっともっと道具として優れているフレットレスを見つけてしまったのだ。ちょっと高いやつ。それがめちゃくちゃいいんだよ。しかし色々と考えた結果、今回は購入には踏み切らないことに決めた。比較してしまうと劣るけれど、現状プレイをする上で大きな欠陥を感じているわけでなかったから。いままでも、プレイ時の致命的な欠陥を満たすためか仕事上のニーズがあるときにしか楽器を買ってこなかった自分にとって、今回はいささか動機が不純な気がして・・・。

なんでもそうだけれど、上を見てしまうとキリがないものだ。プロのミュージシャンとして、ナイスなサウンドに対する努力と可能性への投資は惜しむべきじゃないけれど、それをエクスキューズにして今の環境を愛せない位だと、きっとなにかあるたびに道具のせいにしてしまう気がするんだよなぁ。そんな他力本願な自分にはなりたくない!!自分への戒めも含めて、もっともっとこの5弦フレットレスを愛してあげなくちゃ、良さを俺の手で引き出してあげなくちゃ、と心に誓ったのでした。工業先進国の人間は、モノに不自由しない環境にいるからこそ、身の回りのモノに対してちゃんと愛情を注いでいかないと・・・以上、自分への備忘録でした。あへあへ。

 

Fender / JAZZ BASS ‘73

D1000484

D1000485

D1000483

2008年10月購入。もともとはサンバーストだった塗装を
前の持ち主が剥がし、ナチュラル状態。ピックガードもなかったので
新たに作成してもらった。他はオリジナルの状態から手が入ったところはない。

3.9kgと軽く、黒ブロックポジションが激シブです。
まず、なにより言及すべき点は、憧れのビンテージフェンダーながら
見るからにショッキングな状態の楽器であるという点・・・(泣)そこら辺の材木を適当に
集めてきたかのような継ぎ接ぎ5Pのアルダー(?)ボディにはじまり、ネックの仕込がずれていて
ピックアップのボールピースと弦があっていなかったり、ピックアップやネックの
ザグリも素人がやったのか?というほどガタガタで。この当時の
Fenderは質より量の体制でパートのおばちゃんが
作っていたらしいというのもうなづける。

しかし・・・

何故だか音は、凄くいいんだよ・・・

これって楽器職人泣かせな事実なんじゃないかと思う。

めちゃくちゃ元気で、芯のある、まさに70’sのサウンド。
この当時のFenderは特にピックアップの配線とネックの強度が脆弱で
交換されてしまっているケースが多いらしいが、その点だけは、こいつは運良く強かった。
見た目はこんなに雑な作りなのに・・・楽器はほんとに生き物みたいだな。

Alleva-Coppolo / LM-5 (’59 Burst)

D1000474

D1000486

D1000473

2009年10月購入。メイン機のコッポロのツアー中のサブとしてゲット。
このときの購入録はこちらの記事参照→ 『遠回り人生とAlleva-Coppolo』
奇しくも、数年前に輸入もとの方から紹介されたAlleva-Coppolo輸入一本目にして
試しながらも当時はその魅力が全く理解できず購入しなかった一本。
無知だったのか、趣向が変わったのか・・・人は時とともに
成長し、趣向も変化し続けるものらしく・・・

仕様は60’s仕様のメインとは真逆のアッシュボディ、メイプル指板、ポリ塗装、4.3kg。
メインに比べると重心は腰高でスラップ栄えする、カラッとして豪快な音色。
アクティヴの70’sサウンドとくると、90年代以降に流行ったマーカス
トーンを彷彿とさせるが、それとは匂いが異なりもっと大味な、
肉体的ファンクネスを感じさせる荒い質感がある。

・・・イメージ的には、俺なんかより40代以降の黒人の
デブのアメリカ人なんかが弾くと、もっと似合いそうなベース 笑 

メインとサウンド感が真逆でも、やはり同ブランドだけあって根幹は同じ。
Low-Bがガチンコで、中域にガッツがあり積極的音作りに耐えうる、誰しもがよく耳に
なじむ、トラディショナルなエレキベースらしい音。メインと同格に弾き倒す日が早くくるといいな。

Alleva-Coppolo / LG-5 (Burgundy Mist)

D1000478

D1000487

D1000482

2009年6月購入。以降メインベースとして使用中。
アルダーボディ、アフリカンローズ指板、ラッカーフィニッシュ。4.3kg。
得てきたニーズとトーンへの試行錯誤の最大公約数でやっと出会えた感のあるベース。

いわゆるフェンダーのサウンドを模したレプリカ。個性的とも、現代的とも言いがたい類のベースだが
どのアンサンブルや音環境でもストレスがなく使い易い点に大きなアドバンテージがある。
おそらくその点を主眼に設計されたかのように、プリアンプとピックアップが
とても優秀に機能する。大味な外見と、made in USAを髣髴と
させるような、細部の雑なつくりとは裏腹に・・・笑

半年ほど弾いた頃になって、突然サウンドが化けた。余計な角が取れて粘りが増した。
こういうのって、どうせプレイヤーの思い込みと慣れだと思っていたが、
日頃一緒にやっているミュージシャンやエンジニアさんに
こぞって音の変化を突っ込まれたので驚いた。

こいつは王道のジャズベースらしいサウンドを出力する。
枯れたサウンドから現代的な音まで極端に操ってみても、パワフルで
収まりのいい中域がサウンドの軸をぶれさせない。そしてLow-Bの存在感は
今まで使ってきたどのベースよりも強靭で、バチコーンって、思わずアンプが心配になる感じ
照明の具合によって、ゴールドにも紫にも映るバーガンディミストの色合いが華があって、気に入っている。

遠回り人生とAlleva-Coppolo 

今日は久しぶりに、オタク記事を書いてみようと思います。
少し前の記事でちょっと触れたけれどNEW BASSゲットしました。

_AC-logoBL2

Alleva-Coppolo(アレバ・コッポロ)。ベースマニアの間では、
ここ数年話題をさらっているが未だに馴染みの薄いNY発のハンドメイド工房。
ビンテージフェンダーにも酷似するともいわれる、「いかにも」なエレキベースらしいトーン
それを5弦ベースにも落とし込んだあたりがアドバンテージで、なかなか
いままでにありそうでなかったベースに仕上がっています。

Low-Bどっかーん。なのに、トーンが超イナタイ。
ハイエンドに比べれば反応も遅いし、ちょっとデッドポイントも・・・
極めつけで見た目も野暮ったい。でもね・・・妙に気持ちいいんだよ、弾いてると。

20091028023252.jpg

3ヶ月ほど前に購入したのが、左のバーガンディ・ミスト。
そして今回購入したのは右の2トーンっぽいサンバースト。前者は
アルダー・ローズ・ラッカー塗装の60年代式、重心が低くモッコリ繊細な音。
後者は、アッシュ・メイプル・ポリ塗装の70年代式。レンジが広くガッツリ元気な音。
双方ともに重量は4.3kg強ほどの平均的重量で、34inchスケール、弦間ピッチは19mmです。

思えば遠回りのベース人生を歩んできたかもしれない。
はじめの一本はIbanez。音楽学校を志向せず、師匠にも付かず
わがままにバンドでやってきた。その当時はEQはフルテンでウーファーから
くる風のような重低音を好み、波のようにうねる弾き方をずっとしてきた。それがここ数年
ベーシストとして様々な音楽や人に対峙していく中で、いかに脆弱なスタイルで
あるかを痛いほどに知った。紆余曲折、求められるサウンドを出せる
ようにいろいろなベースを買ってみては現場に持っていって
ダメだしを喰らっては原因を探したりしてきた。そんな
なかから得られた財産は計り知れない。

DSCN6095

バーガンディのコッポロを購入したときには得た経験のおかげから
確信があったし結果、雲の子を散らすように自分の悩みが晴れた。

今回買った2本目のベースは奇しくも3年前、一番最初にコッポロを薦められた際に弾いた
一本だった。コッポロの入荷一本目。「渉さんに、ぴったりな楽器が入りました」
と熱くプッシュされたが、当時はまるでその良さに気づけなかった。

DSCN1457

・・・3ヶ月前にコッポロを自ら選んでから、現場でその有用性に
気づいた。輸入もとのSleekelite広瀬さんには、あのとき買っておけば
遠回りせずにすんだかも・・・と苦言を呈しながら、ツアー中にバーガンディのサブと
しても機能する、別音色のJBを探していたらあのときの一本が中古で
入ってきた。因果を感じながらも試奏してすぐに決めた。

今回のサンバーストのコッポロを手に入れた時、お店で
某有名ベースブロガーの方にお会いしました。彼のブログ記事の中に
そのときの顛末が、愛のある、そしてマニアックな(笑)文章とともに掲載されている
ので、興味のある方は見てみてください→Do you do a “low life”? ベースなブログ。
シンメイさんお会いできてうれしかったです!写真は、そのブログからの転載!

20091023_583585

様々な環境で様々なプレイヤーやエンジニアさんと意見を交換し、ともに
試行錯誤しながら音楽を作っていく生活はこれからもずっと続いていく。

ベースの面白さは、同じ機材を使っていても
プレイヤーによって音と嗜好性が全く違うところ!ギターや
キーボードとは雲泥の差で、指にレンジ感が宿るパートなんだよなぁ。
現時点での自身の終着点であるこれらのベースは、いわば画家にとっての
キャンバスのようなもので、存分にその中に世界観を投影していけたらなと思っています。

ちぇいっ

ボード完成ィイイ

制作開始から約1ヵ月半

20090323020833.jpg

20090323031946.jpg

20090323031839.jpg

でけたー!

そしてでかいー!!めたんこ重いよ・・・

我ながら盛りすぎパンチドランカー状態でへろへろやねんやんかー

こちらタブー解禁、遊び放題自由に羽ばたけ仕様のWataru FX. Board“RED”

WAXXによるの全エフェクトモディファイの詳細などはコチラの方で近日ご紹介しようと思います!

http://suzukiwataru.com/waxx/


過去記事を見る »